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FX投資の魅力の一つはレバレッジですが、では、レバレッジはどのくらいにすべきでしょうか?
レバレッジを上げすぎれば、強制ロスカット→破産が待っていますし、レバレッジが低いと利益が低くなります。
どのくらいのレバレッジが最適なのかを判断する指標の一つにケリー基準、あるいは、オプティマルf(f*と記述されることもあります)が、あります。
非常に誤差は大きいですが、ケリー基準を近似的に求めるには、
μ/σ^2
μ:スワップ年率
σ:ボラティリティ
で算出できます。
例えば、ポートフォリオのスワップ年率5.5%、ボラティリティ8.0%の場合、年間営業日260日として
f*=(0.055÷260)/{(0.08÷√260)^2}
=8.59
ケリー基準におけるレバレッジは8.59倍となります。
しかしケリー基準にはいくつもの問題点があり、
1.ケリー基準は常に変化する。
ボラティリティが大きくなれば、ケリー基準は小さくなります。昨年の前半までのヒストリカルボラティリティで算出するとケリー基準は20以上の値になったりします。
2.ケリー基準のレバレッジで投資すると、一時的に資金が半減する確率が50%。一時的に資金の70%を失う確率が30%もある。これでは投資とはいえず、ギャンブルです。
オプティマルfを広めたラルフ・ビンスは以下のようなことを行っています。
「もしオプティマルf 値以上にトレードした場合、それは何の利益もなく、破産に至るのは確実である。」
厳密には、ケリー基準=オプティマルfを僅かに上回る程度では破産はしませんが、いずれにしてもケリー基準を上回るレバレッジにする合理性は私は無いと思っています。
外為相場の場合、上記の近似式から求められる値の半分(ハーフケリー)以下のレバレッジにしておくのが妥当と思います。
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